SAPのノーコードツールであるAppGyverについて、SAP Inside Trackとかアドベントカレンダーで個人的にお勉強していました。
このたび、SAPさん主催のハッカソンイベントがあったので、所属企業のメンバーと一緒に参加しました。
※過去にSDGsをテーマにしたSAPハッカソンイベントに参加したことがあります
- イベント概要
- 過去のAppGyverに関する個人的なお勉強
- イベントへの参加にあたって
- イベントの成果物
- ファイナリストに残ったことで
- ファイナルを終えて
- AppGyverとSAP BASのLCツールについて
- 最後に
イベント概要
公式アナウンスはこちらから。
開催日程
ハッカソン実装
2022年6月13日(月) ~ 17日(金)
発表イベント(ファイナル)
2022年6月29日(水) 19:00 –
開催形式
- 全編オンライン
- チーム参加 or 個人参加
- 「SAPソリューション拡張部門」or 「フリースタイル部門」の2部門
必須の利用サービス
AppGyverでアプリ(UI)を開発
サポート体制
- ハッカソン前の5月にAppGyverのハンズオンワークショップを開催
- ワークショップ後からは情報共有・QA用サイトをオープン
- ハッカソン実装期間中は、オンラインサポート提供
過去のAppGyverに関する個人的なお勉強
インプットして、アウトプットする。
SAPアドベントカレンダー2021でブログ投稿
SAP Inside Track Tokyo 2022で登壇
イベントへの参加にあたって
社内にて
社内でイベントに興味をもっているメンバーがいたため、チームでの参加を提案。
理由としては、ハッカソン期間が私自身の業務の忙しい期間と被っていたため協力して作業を進めらたら嬉しかったことと、若手メンバーを社外イベントに連れ出したかったことがあります。
結果として、チームでのアイデア出しや作業分担が、作成したアプリや一次選考書類のクオリティアップに大きく繋がったので大成功でした。
イベント期間中のSAPさんのサポートについて
イベント期間中に行われたSAP JamでのQ&Aは、これを無料で受けられるのはかなりラッキーなのでは?と思えるほどのレスポンスの早さと質の高さでした。どのような質問に対しても丁寧に回答されており、このイベントに対するSAPさんの熱の高さを感じることができました。
これ、、、イベント外でお願いしたら費用が相当お高いやつだ、、、とも思いました
弊社はハッカソン期間中の個別のオンラインサポートも利用させて頂きました
イベントの成果物
まずは一次選考突破に向けて、以下を作成
- アプリ
- PowerPoint資料(イベントテンプレに沿った内容)
- デモ動画
成果物をどこかで公開できれば、と考えていますが、社内のゴニョゴニョ具合がわからないので確認してみます。
アプリ
我々は「SAPソリューション拡張」部門にエントリーしました。
- 参加メンバーにプロ開発者がいない→フリースタイルでゴリゴリなアプリを作れない予感
- チームメンバーは、みんなS/4HANAの知見がある
- 弊社の今後の業務に関連づけて発展させていけそうなのは、SAPソリューションに関するもの
私がメインで担当したのは、このアプリ作成でした。
PowerPoint資料
若手メンバーに活躍してもらいました(ありがとう)
デモ動画
こちらも若手メンバーに活躍してもらいました(ありがとう)
ファイナリストに残ったことで
一次選考通過の連絡を受けて、、、チームは大喜び。そして、開発系のイメージがない弊社ですが、みんな喜んでくれました♪
何より、私が大喜び。
転職してから、「いつか社外に対して『社名&氏名』でアウトプットしたい」という目標があったのですが、ファイナル進出によりプレゼンの機会をゲットできたので達成することができました。
弊社の皆さま、頑張ってくれた若手メンバーの評価アップよろしくです(私もよろしく)。
ファイナルを終えて
ファイナルでは残念ながら負けてしまいましたが、チームとしてはすべて出し切れたと思っています。我々は技術的なアピールが弱いので、業務やソリューション拡張のシナリオをしっかり伝えるという方針でした。
Winnerの2チームは、技術力はもちろんのこと、課題と解決策が困っている人にダイレクトにブッ刺さる内容でした。
あらためまして、おめでとうございます。
結果についてのプレスリリースはこちら
SAPさんへ。イベント優勝チームが「最優秀賞」となっていたので、ファイナルに残った弊チームは「優秀賞」って名乗ってもいいですか?😛
AppGyverとSAP BASのLCツールについて
まずはSAP BASのLCツールについて。これは想像以上に使いやすく、BASでの開発経験がない我々にはとてもありがたいツールでした。ただ、エラー発生時にどのように対応したらいいかわからないことが多々あり、チーム内にプロ開発者&BTP有識者は必須だなと思いました。
AppGyverについては、今後の機能追加がとても楽しみです。
バックエンドサービスの実装によりBASのLCツールすら不要になるかもですし、destination設定が可能となればAPI Managementを使わずにS/4HANAなどに簡単に接続できるようになりそうです。
今後のアップデートに期待&こまめなチェックが必要ですね。
最後に
アプリ作成を通じて、SAPのLCNCツールへの理解を深めることができました。
また、普段の業務では別々のことをやっている社内メンバーと一緒に作業を行い、ファイナル進出という結果を残せたことがとてもいい経験となりました。
SAPの関係者の皆さま、イベントの企画・運営お疲れ様でした&ありがとうございました。
次回はいつですか?