書籍エントリは、(人気がないので)やめようと思っていたのですが、衝撃的な出来事がありましたので書いてみます。
日本語で書かれているSAP関連書籍って少ないですよね。
最近のSAP公式系だと、このへんとかこのへん↓
SAP HANA入門―Powered by IBM Power Systems
- 作者: SAP HANA on Power Systems出版チーム
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2017/09/30
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
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これは公式とは違うかも
ということで、SAP関連書籍は1年に1冊ぐらいの発売されるイメージでした。
が、なんと
2018/12/13、12/14の2日連続で日本語で書かれたSAP関連書籍が発売されました。
今回は、12/13に発売されたこちらを↓
Why Digital Matters? ~ “なぜ"デジタルなのか~
- 作者: 村田聡一郎/SAPジャパン,プレジデント経営企画研究会
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2018/12/13
- メディア: 単行本
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目次
- 序章/日本型経営の「勝利の方程式」がなぜ通用しなくなったのか
- 1章/コマツ LANDLOG ~顧客課題、社会課題を解決するオープンなデジタル・プラットフォーム
- 2章/第4次産業革命の本質は「デジタル・イノベーション」
- 3章/「デジタル」と「フィジカル」の本質的な違い
- 4章/日本の現実は「2.5」~インダストリー4.0の本質は「全体最適」
- 5章/デジタル・プラットフォーマーの時代~早い者勝ちの陣取り競争
- 6章/デザイン思考で顧客の「真の欲求」を見極める
- 7章/ケーススタディ:大企業病を克服したSAP
- 8章/ 企業システム構築の新常識
読んでみてざっくり
※ちゃんとした書評等は、他サイト参照
- 前半は、日本のITと組織(現場と経営者)、デジタルとフィジカル、インダストリー1.0~4.0のお話、どれもとてもわかりやすい
- 後半は、最近のSAPのお話
- 公開資料やセミナーなどで概要のみ見聞きしていた事例について、詳細まで知ることができる。これは書籍ならではのボリューム感。
- 全体的に読みやすい文章。年末年始の読み物にオススメ
- 社内の人とか、現場の人とか、この本を全員読んでから会話を始めたら、いろいろ話が早そうだなと思った(いろいろ)
- タイトルをみて、「フワッとしてる系?」とか「デジタルとか主語デカくね?」とか思ってごめんなさい。読んでみたら全然違ってました
- Amazonのレビューがすべて☆5なのはチョット気持ち悪い(2018/12/26現在)
ということで、この本オススメです
(別にSAPからお金とか貰えるわけじゃありません)
Why Digital Matters? ~ “なぜ"デジタルなのか~
- 作者: 村田聡一郎/SAPジャパン,プレジデント経営企画研究会
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2018/12/13
- メディア: 単行本
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