SAPのすみっこ

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SAP TechEd 2025 @Berlin パーフェクトガイド(技術以外の話)

はじめに

SAP TechEd 2025 @Berlinに参加しました。私にとって5回目のTechEd参加です。

初めて TechEd に参加したときのことは、今でもかなり鮮明に覚えています。
会場に入った瞬間、英語、英語、英語。
人は多いし、会場は広いし、セッションは無限にあるしで、正直「これは全部追いきれないな」と、初日のかなり早い段階で悟りました。

そのときの私は、
「どれだけセッションを理解できるか」
「どれだけ新しい技術を持ち帰れるか」
そんなことばかり考えていました。

でも、初参加のTechEdで一番印象に残ったのは、セッションではなく“人との会話”でした。

たまたま隣に座った人との雑談。
展示エリアでの立ち話。
懇親会での何気ない一言。

そのとき、「あ、TechEd って“セミナーのように話を聞くイベント”じゃなくて、“話すイベント”なんだな」と気づいたのを、今でもよく覚えています。

それから回数を重ねるごとに、TechEdの見え方は確実に変わってきました。
技術情報を必死に追いかけつつ、人と会い、考え方に触れ、自分の立ち位置を確認する場。

 

この記事では、セッション内容や新機能の話は一切しません。
5回参加してきた今だからこそ書ける「TechEd という体験そのもの」を、いつも通りラフにまとめてみます。

 

この記事は SAP Advent Calendar 2025 の12月25日分の記事として執筆しています。

 

 

SAP TechEd 2025 @Berlin とは

SAP TechEdは、SAP社が主催する技術系最大のグローバルイベントで、世界中からSAP に関わる開発者、コンサルタントが集まります。

2025年は、ベルリンでの開催でした。

開催日程:2025 年 11 月 4 日(火)〜 11 月 6 日(木)

会場:Messe Berlin

オンサイト/バーチャルのハイブリッド開催

初参加の頃は、とにかくこの規模に圧倒されていました。
「どこから回るのが正解なんだろう?」
「全部回らないと損なんじゃないか?」
そんなことばかり考えていた気がします。

今回、5回目として会場を歩いていて改めて感じたのは、TechEd は“人が話す前提”で設計されているということでした。

セッション会場と展示エリアの距離感。立ち止まって話せるスペース。人が自然に集まる動線。

「ここで会話が生まれる前提なんだな」という設計が、会場全体に感じられました。

 

ベルリンという街

東京からベルリンへのフライト

東京からベルリンへの直行便はありません。
多くの場合、

フランクフルト

ミュンヘン

ヘルシンキ

などを経由します。

所要時間は 15〜18時間程度。
初参加の頃は、「長いなあ」「しんどいなあ」という印象しかありませんでした。

ただ今回は、特に何かを切り替えようともせず、普通に、かなりリラックスして過ごしていました。

映画を観たり、漫画を一気見したり、ぼーっとしたり。
TechEdのことも、あまり考えていませんでした(もっと考えた方がよかったのかもですが)。

最近の入出国は、正直かなり楽

これははっきり言えますが、最近の入出国はかなり楽です。

日本出国は自動化ゲート中心、ベルリン入国も会話は最小限。

「海外Techイベントは大変そう」というイメージ、だいぶ昔の話になってきています。

空港から市内、会場(Messe Berlin)まで

ベルリン・ブランデンブルク空港(BER)からホテルのある市内まではタクシーだと約30分。電車だと1時間程度。
そこから Messe Berlin までも電車で20分程度です。

Google Mapsがあればまず迷いません。私は電車好き&散歩好きなので、あまりタクシーに乗りませんでした。電車も乗り放題パスを買いました。

観光

今回はあまり観光の時間は取れませんでした。
ベルリンといえば壁。そもそもドイツの歴史の理解が浅かったので、いろいろ勉強になりました。美術館に連れていってもらったりしました(ありがとうございました)

こんな本を事前に購入

写真をいくつか

 

 

  

  

  

 

 

渡航前の準備(5回参加して分かったこと)

英語とドイツ語

英語については、正直苦手なのですが、完璧じゃなくて何とかなります(何とかなっていないことに気がついていないだけかもですが)。

一方で今回は、ドイツ語を少しだけやってからいきました。これがよかった。Duolingo少しと書籍少しだけですが。

Hallo、bitte、Tschüssぐらいしかパッと出てこなかったですが、めちゃくちゃ使いました。

流暢に話せなくても、知っている単語をちゃんと使うだけで距離は縮まるというのを、あらためて実感しました。

時差と体調管理

ヨーロッパといえば、気になるのはやっぱり時差。
私は時差には強い(いつでも寝れるし起きれる)のですが、苦しんでいる方も多かったです。
今回は数日前から睡眠をアプリで管理している参加者も多くいました。

荷物は少なくてもいい

今回は初めてスーツケースなしで参加しました(機内持ち込みピッタリサイズのリュックのみ)。ちょっとドキドキ。
結果、荷物が少ないと、移動が楽で、空港も楽で、気持ちも楽でした。お土産はかさばらないものを選ばないといけませんでしたが。

実際に使ったリュックはこちら

 

会場の雰囲気と1日の過ごし方

初参加の頃は、
「どのセッションに行くか」
「空き時間をどう埋めるか」
そんなことばかり考えていました。

今回は、
「今日は誰に会えるかな」
「どんな会話が生まれるかな」
そんな感覚で会場を歩いていました。

TechEdの1日は、予定表に書けない時間でできているなと思います。

 


ただ、今回はセッションの部屋が狭かったです。後述のランチスペースは快適だったのですが、、

会場の食事事情

会場の食事、地味ですがかなり重要です。

ランチや軽食はしっかり用意されています。今回は過去一余裕のあるランチでした。席が確保しやすい、料理の提供場所が多い、そんなに並ばない、など。快適でした。

ランチは休憩でありつつ、タイミングがある人と会話する有意義な時間でした。




初参加時の失敗談

初参加のとき、全部回ろうとして完全に失敗しました。

移動で疲れて、英語で頭が回らなくなって、結果あまり覚えていない。

今なら断言できます。TechEdは詰め込むイベントではなく、選ぶイベント です。

SAP TechEdの本当の価値は「人」にある

これは、5回参加してきた今、迷いなく言えます。

TechEd の価値は、どのセッションを受けたかより、誰と話したか。

写真を撮り、言葉を交わし、「また会いましたね」と言える関係が増えていく。

それが TechEd の一番の価値だと思っています。

Keynote登壇者やYouTube出演者と普通に話せる

TechEdでは、Keynoteやセッションで登壇していた人、普段YouTubeで見ているグローバルの著名な人と、本当に普通に話せます。

最初は戸惑いますが、話してみると「同じ参加者」なんですよね。

これもTechEdならではです。

写真を撮る・発信するという楽しみ方

完璧なまとめじゃなくていいです。「そこにいた記録」 で十分。

写真や投稿が、次の再会や新しい会話につながることもよくあります。
事実、今回のイベントのSNS投稿がきっかけで、会場で会話した人と繋がることができたりしています。



SAPジャパンの支援について

SAPジャパンの支援は、日本から参加する身として本当にありがたいです。

事前セッションの開催

現地での日本人向け懇親会

日本語でのフォロー

初参加の人でもベテラン参加の人でも、この存在は大きいと思います。

 

TechEdに参加したことがない人へ

もし迷っているなら、とりあえず参加してみてください。
最初の1回目が一番記憶に残ります。
それによって、人生が変わっちゃう人もいます。私とか。

分からなくていいです。完璧じゃなくていいです。

他の参加者さんのレポートも、とても参考になります。

【イベントレポート】 SAP TechED Berlin in 2025 セッションレポート|基幹システムのクラウド移行・構築・導入支援のBeeX

【SAP TechEd Berlin 2025】現地3日間、最先端のBTPを体験! | 株式会社KYOSO 受託開発サービス

TechEdでハンズオンがキャンセルになった後日談 #SAP - Qiita

過去の TechEd 参加レポート

これまでの参加記録はこちらです。よかったら見てください。
 https://www.sapsumikko.jp/archive/category/TechEd

 

おわりに:SAP TechEd 2026に向けて

5回参加しても、TechEdは毎回違います。
それは、技術が変わり、人が変わり、自分自身も変わっているからだと思います。

次回も私は参加したいと思っています。次はどんな人と会話することができるか、またあの人とお話しできるかな、とか考えてます。

2026年の会場は、2025年と同じベルリンということで、当記事が初参加の人の役に少しでも立てれば幸いです。

 

ハッピーホリデー🎄