SAPのすみっこ

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Query BrowserでAnalytical Queryを触ってみた

クエリブラウザ(Query Browser)は、分析クエリ(Analytical Query)をすばやく簡単に検索、参照、タグ付けできるFioriアプリケーションです。

 

触ってみます。

 

前提処理

  • ユーザに従業員ロール(SAP_BR_EMPLOYEE)を割り当てる
  • ICF servicesの有効化をする(詳細はこちら参照。今回はやってない)

 

クエリブラウザでできること

  • ビューの検索
  • フィルタリング
  • パーソナライズしてタグ付け
  • お気に入りとして追加
  • DesignStudioで開く

 

クエリブラウザを使ってみる

(1)アプリを選択

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(2)クエリブラウザでは、分析クエリのみ表示可能

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(3)View Nameを選択すると、CDS Viewの定義が確認できる

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※View Nameの選択時にエラーが発生したら、こちら参照

 

 

(4)最初の画面に戻って、任意のCDS Viewを選択し、右下の「Open for Analysis」を選択するとDesignStudioに遷移する

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(5)左側の「DIMENSIONS」を「COLUMNS」「ROWS」にドラッグアンドドロップすることで、分析が可能

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(6)一覧右上のこちらのボタンで、表示するオプションの選択/変更が可能

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グラフ

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グラフ + テーブル

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(7)設定では、出力内容や表示形式を変更する様々なオプションがある

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グラフの形式変更とか

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(8)分析が完了したら、アクションボタンよりメールで送信したり、タイルに保存したりできる。

今回は、タイルに保存してみます。

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タイルのタイトルや内容を入力して、OK

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これでタイルが追加される

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非常に簡単&便利。

ただし、このタイルは作成者のみしか利用できない。他ユーザと共有するには、Launchpad Designerからタイルを作る必要がある。

 

参照